こはるおとの雑記ブログ

音楽・写真素材屋「こはるおとの素材工房」内の雑記ブログです。
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クリエイターがSNSをやらずサイトで活動するという選択肢

投稿:2025/03/11 カテゴリ:創作活動

多くのSNSをやめて、またブログランキングサイトも登録解除して、残るXも最近低浮上気味でろくに宣伝もしてないし、実質的にしっかり運用してるのは当サイトだけになりました。

でもそれもなんだか気楽で。

クリエイター活動をしている人がSNSをやらずサイトを活用するという選択肢について書いてみます。

クリエイターがSNSをやらない選択肢

SNSをやらずにクリエイター活動を不自由なくすることは可能です。
私みたいにサイトを運営するという方法があります。

クリエイターがSNSじゃなくサイトメインで活動するのって結構メリットが多いと思うんです。

クリエイターが個人サイトで活動するメリット

クリエイターとの相性

個人サイトは結構クリエイターと相性がいいと思います。

ポートフォリオや連絡先、依頼先などをまとめやすいですし、情報発信も埋もれることなくやっていけます。

SNSは掲載できる情報や記載欄に制限がありますが、サイトにそれはありません。
そして自サイト内ブログで情報発信すれば、SNSのように次々流れて埋もれていくことが無いので、作品やお知らせを届けやすいと思います。

ブランディングしやすい

サイトを持つことでブランディングしやすく「自分の作品である」と認識・認知してもらいやすくなると思います。

私自身、他の方の作品を見て回る時は大体サイトを確認してるのですが、ポートフォリオや連絡先などのまとめやすさもあり、その人自身やその人の作品をじっくり見て回ることができて助かってます。

あとサイトを持ってるというだけで安心感が生まれるのもありますね。

商品宣伝しやすい

商品宣伝をするにもSNSよりサイトの方が相性良いです。
SNSは交流や呟きには向いてますが、商品の購入意欲が高い場合はそれほど多くないんです。

一方サイトはその人のの作品に興味があることが多かったり、検索経由で直接身に来たりするので購入率はおそらく高いです。

SNSじゃなく個人サイトという気楽さ

個人サイトはクリエイターとしてメリットを多く感じますが、SNS併用までしない理由もあります。

ここでいうSNSはYouTubeなどの投稿サイトも含むのですが、サイトのみの活動に感じるメリットはとにかく気楽さです。

そう感じる要素はいくつかあります

数字に振り回されない

フォロワー数、いいね数、閲覧数、その他の伸び…
個人サイトはそういうのを気にせずにやっていけます。

正確にはアクセス解析やWeb拍手をつけることはできますが、それらは任意です。
必要に応じて必要な機能を付けることも可能なんです。

それがどんなに気楽かと思います。

YouTubeは低評価や登録者数増減に嫌気が差して、多くのSNSもフォロワー増減がつらくてやめました。

個人サイトで数字を追うことなく、知ることもせずやっていくようになって。

まず、気持ちがどこか安定したように感じます。
思ってる以上にSNSの数字というのは神経を張り詰めるようです。

そして伸びる数を得ないことでモチベや自信が下がることはなく、逆にそれらを保てるようになりました。
YouTubeでオリジナル曲を投稿してた時のようにコンテンツごとに一喜一憂をしなくなって、すべての自作曲に対してフラットな気持ちで向き合い、フラットに聴けるようになったんです。

活動や作品に抱いてたモヤモヤがなくなりましたね。

即時性の低さ

SNSのようなリアルタイム性がないというのもいいです。
この高すぎる即時性に精神すり減らすことは多かったです。

常に気を張ってなくちゃいけない状態だったんですよね。

サイトは何時間、何日単位で更新し、閲覧されるという、結構ゆったりした時間の流れがあるので気疲れしにくいです。

情報や人の流れのゆるやかさ

SNSに起こる情報・人疲れというのもありません。

個人サイトは自分の掲載した情報しか載らないし、他のサイトを見て回るにしてもその人の情報しか載ってないんです。
情報が溢れかえる状況がないということです。

そして人の流れもゆるやかです。
爆発的な拡散力はないけど、たまに訪れた1人2人とじっくり向き合えます。

またリアルタイム性の低さはここでも目立ち、コメント欄やメールといったやり取りはだいたい何時間から何日単位です。
このお手紙のようにゆったり流れる時間がとても気楽だと感じます。

個人サイトは自分の家

個人サイトは自分の家、城、という表現をよく見ます。
本当にその通りだと思ってて。

どうカスタマイズするもどう過ごすも自由な、自分だけの空間です。
SNSが出先だとしたら、個人サイトは家に帰ってきたかのような安心感があります。

そしてまたにお声掛けくださる訪問者さんとお話する、大勢の中での演説や交流でない、小さなコミュニティが魅力的です。

そしてこれをクリエイターでいうのなら、自分のアトリエでもあるのでしょう。

実質個人サイトに舵を切ったけど

一時期自分に向いた居場所を探して色んなSNSなどに手を出して、そして結局自サイトが居場所だと結論付けて…
実質個人サイトに舵を切った状態です。

そうなると、上記のような考え方の私にはどこかホッとしたようにも感じました。

伸びたとか伸びないとか言うことなく、行き交う人の中で疲れることもなく、マイペースにやっていけるのがやっぱり気楽です。

そして宣伝や活動的に困った感じはありません。
やってきたすべてのSNSと比べても、当サイトが一番ご覧頂けてる状態ですし、作品発信もずっと当サイトメインで行ってきてましたからね。

SNSが向いてる場合、個人サイトが向いてる場合

のんびりマイペースというより活力的に活動していきたい場合にSNSは向いてるのかなと感じてます。
SNSってクリエイターというより活動者やインフルエンサー向きな気がなんとなくします。

私は一個人の一クリエイターとして、表立った活動というより地道にコツコツとやっていきたいと思っていて、自分自身として売り出すつもりもあまりなく、あくまで作品を届けたいんです。

自分自身を前面に出さないクリエイターにとっては、SNSより個人サイトの方が向いてもいるし、居心地がよく感じやすいんじゃないかなと思っています。

最後に

元々SNS苦手だとずっと言ってきましたが、正直案の定、という感じでもあります。
いずれやめるのだろうなと心のどこかで思っていたんです。

結果として楽になりましたし、クリエイターとしての不自由さもないです。

ただSNSをご覧頂いてた方々に申し訳なくて、心苦しくはあります。
そこはどうかご容赦頂けると幸いです…

ご覧いただきありがとうございます。

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