SEOに嫌気が差してキーワード選定をやめてからPV回復した
当ブログが長らく悩んできたこと。
SEOの型にはまりすぎて思うように記事が書けなかった。
そんなこんなで今、ある程度自由に書けるようになって。
もうキーワード選定はしていません。
書きたいままに、情報というよりも日記というよりも、エッセイを目指して書いています。
キーワード選定はやめたはずなのに、低迷していたブログPVが、その時期くらいから回復し出して。
もしアフィリエイトでなくアドセンスなどPVを求めるのであれば、割と自由に書いた方がいいのでは?というお話。
SEOに嫌気が差してキーワード選定をやめた
検索エンジン最適化(SEO)にばかり囚われてた時期が長かった当ブログ。
キーワード選定というより無理にでもキーワードだけは含めて書いてたし、有益な情報であろうことであれば無理にでも詰め込んで書いてた、そんな状態でした。
当時の記事はほとんど残ってないのですが、今思えば無理やりな記事ばかりで記事内容自体は薄くなりがちだったと思います。
そうやって囚われて書いてると自分の書きたいことが自由に書けないのが気になり出して、でもSEOを気にする癖は抜けきらなくて、ずっとブログの書き方に悩んでました。
あるときブログ書く意味を見失って、でもやっぱり本心は書きたいから書いてるんだと気づいて、もう好きに書けばいいやと吹っ切れて、好きなテーマで書くようになりました。
それから徐々にキーワード選定、というより検索需要がありそうなキーワードを意識して含めるのもやめ、自由なエッセイのように記事を書くようになりました。
あれ?PVが回復した?
それからしばらく経ってです。
ずっと低迷していたブログPVが回復してきました。
それは「キーワード選定やめたから回復した」のか「キーワード選定やめた記事と回復時期が重なった」のかは分かりません。
しかし自分の中で、このPV回復には心当たりがあるようでもありました。
キーワード選定をやめたSEO
PV回復に思い当たる点は2つほど。
記事の質が上がった
SEOやキーワードそのものに囚われてた頃はそのために無理やり記事を書いてました。
それほど書きたくないようなテーマでも、検索需要があるのならと書いてました。
でもSEOやキーワードを意識することをやめた今だから思います。
それでは肝心の記事の質が保てません。
個人ブロガーがそんなに書きたくないような内容で、ボリューミーな記事を書くのは、よほどの知識と経験がない限り無理があることだと思います。
その執筆意欲自体が、記事ボリュームや情報の網羅性、質そのものに直結するのでしょうね。
書きたいことでないと情報も感情も、書くことそのものも簡単には出てきませんから。
そして今の検索エンジンはキーワードさえ含めてれば載るほど単純なものではないようです。
結局求められるのは記事の質で、時に理不尽に、時に想定通りに、サイト自体の中身で拾うようで。
それを感じされられたのがキーワード選定をやめた後のPVの傾向で、思ったことや体験を書いたエッセイでも、キーワードだけは意識してなくても、需要のあるテーマならちゃんと載るんですよね。
ああ、SEOはそんなに小手先のことに囚われなくても良かったんだな…
安堵のような、後悔のようなものが押し寄せてきました。
書きたいことを好きなように、むしろ情熱的なくらいに書いてれば、自然と記事ボリュームも、読者にとっての読みやすさもSEO的な質も、付いてくる。
書きたいものだから出せる質、書きたいものだから書ける記事があるんだと思いました。
ただそこに「1記事1テーマ」「日記(書き手向け)ではなくエッセイ(読み手向け)」くらいの意識があればいいのかなと思います。
雑談のSEO難易度の低さ
ここでいう「雑談」は日常的な話題、ささいな気づきなどを言うことにします。
そういうのほど情報系記事よりSEO難易度が低い傾向を感じます。
当ブログだと物事の好き嫌い(インストが好き、冬が好き、コーヒー苦手など)について語った記事はびっくりするくらい寿命が長いです。
当ブログ開設当初から何年とアクセスを得続けてます。
一方で情報発信系(花写真の撮り方、SNS疲れの対処など)はアプデか何かでガクッと落ちました。
この傾向を見るに、キーワードと言わず好きに書いた記事ほど良質である他に「主観を主にした共感目当ての記事になりやすい」のだと思います。
そういう記事は客観的情報をまとめた記事より企業サイトが参入しにくく、価値観が被らない限りライバルも出てこないので、SEO難易度が下がりやすいのだと思います。
正直に言うとこの辺りは憶測なので参考程度に留めて頂きたいのですが…
キーワードそのものよりはテーマとしての需要の方が大事なのかな?とは感じます。
共通して言えるのは「主観と体験談」
記事ボリュームが出やすいのか?SEO難易度が低いのか?
要因は断言できなくても、それでも確かに感じる傾向があります。
それは「主観と体験談が入った記事は安定しやすい」ということです。
そういう記事ほど月間PVは数十~数百程度と爆発的ではないものの、何年とアクセスを得続けることも多いです。
その時にはただ主観や体験談を断片的な情報として入れるのではなく、具体的に事細かに、でも簡潔に書き綴るくらいがいいのでしょうね。
気にするべきはキーワードなどその断片のひとつひとつではなかったのだと感じさせられます。
アフィリエイト的なブログ論って絶対じゃないんだな…
元々SEOに囚われてたきっかけであるアフィリエイト的なブログ論。
「有益な情報を書け」「日記はNG」「主観より客観で書け」
これはアフィリエイトのためだけの理論であり、すべての人に当てはまる訳じゃないんだなと今になって思います。気づくのが遅すぎたくらいですよ…
私は広告のひとつも貼ってなくて、確かにPVも必要だけど、それと同時に誰かに届けたいし私自身も楽しみたい。
そんな目的の人がアフィリエイト理論に囚われるのは本末転倒というか、ズレてたのでしょうね。
まあそれはそれでいい経験になりましたが。
そんな時期があったから自分のブログのあり方に気づけたのですし。
結局言いたい事
SEOは「キーワード選定をするかしないか?」なんて小手先の話じゃないから、本当に自分が書きたいことを、読者に届けたいことを、その思いのままに書こう…
それが私の出した結論です。
正直PVが回復してきたとはいえ、当ブログが大規模なブログかといえばそうはいえません。
広告も貼っていませんし、アフィリエイトでガンガン稼いでいこう、みたいな方には不向きな話です。
でも一方でPVがあると良い、SEOに囚われてブログが書きづらくなった、嫌気が差した、なんて場合には参考になればなと思っています。
最後に
キーワード選定やめたけどPVは回復した、そんな体験談でした。
ご覧いただきありがとうございます。
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