楽曲制作の有償依頼をあまり受けない理由。貫きたいものと難しさ
私が現在、作曲依頼をあまり受けてない理由…
過去にもそれほど多くの数を受けてきたわけじゃないのですが、積極的に楽曲提供する有償依頼を受けない理由について書いてみます。
私なりのこだわりと、あと壁があるんですよね…
楽曲制作の有償依頼をあまり受けない理由
あくまで素材屋を貫きたい
そもそも私の活動形式は素材屋。
音楽素材を提供する身です。
依頼受注に舵を切って活動していくことは、素材屋として積み上げてきた何かが浪費されていくような感覚を覚えてしまったんです。
「好意で使いたいのに使えない」と色んな物の著作権に悩んできた身として、誰かにはそんな思いをしてほしくない、自分の作品くらい自由に使ってほしい、という思いで素材屋をしています。
それは今も変わりません。
依頼で作って楽曲提供することで「自分の作品くらい自由に使ってほしい」の「自分の作品」でなくなってしまう感覚にどうも耐えがたいものがありました。
自分の著作物だからこそ、自由さと手軽さを実現できるし、私自身も自由に使えるし…
素材屋として活動することへの想いは他にも色々あるのですが、素材屋であることだけは貫き通したいと思っています。
制作のモチベーション
提供楽曲を作るのはモチベーションが保ちづらいのもあります。
提供楽曲は単純に自分のものでなくなってしまうだけでなく、依頼者が使用をやめた時点で公開という意味では誰の物でもなくなってしまうんですよね。
そんな意味でも作ったものを手放すのが寂しく感じてしまいます。
依頼を受けようと思えば…
依頼を受けようと思えば受けられるというか、お仕事に困るとはあまり考えてないんです。
作詞作曲編曲・ミックス・MVまで一貫して制作できますし、そんなサービスあまりないでしょうから、需要はあるのだろうなと思っています。
しかしそれをしようとはとても思えないです。(一時期は受け付けてましたが)
スキルにメンタルというかマインドというかが追い付いてないような気がするんですよ…
多分自分にはとても合わないやり方なんだろうなと思います。
こんなだからSkebみたいな仕組みはすごいと思う
こんな制作者もいる中でです、Skebみたいな有償リクエストシステムは本当によく考えられてるなぁと思います。
上記の有償依頼における難しさ、全部解決してしまうんですもん。
有償ではあるけど、リクエストなので著作権は自分。自分の使用に制限なし。
投げ銭付きのお題箱みたいなものだからこそのメリット。
この仕組みはもっと普及して、そんなサービスが増えてほしいなと思います。
最後に
有償依頼への考え方について書いてみました。
ご覧いただきありがとうございます。
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