ブログは好きなことを好きなように書くべき理由。ブログ論の罠
どうもこはるおとです。
ブログって、特に収益目的だと「有益な情報書け」「日記書くな」「何文字書け」という情報で溢れかえっています。
そんなブログ論に惑わされて一時期「こんな記事じゃ公開できない」とブログが書けなくなったりしたのですが、実際はその理論はごく一部、「アフィリエイトの収益以外に何も目的がない場合」にのみ当てはまるものだと思うんです。
もし目的の中に少しでも「楽しみたい」「長く続けたい」「交流したい」「読んでもらいたい」などがあるのなら、絶対にそんな風に書く必要はありません。
むしろこう書くべき、で書くより、好きなことを好きに書く方がメリットが大きい場合があります。
今日はそんなお話。
ブログを好きに書くとは
もしブログが完全な趣味で、一切収益が関係ないのなら、とりとめなく日常を綴っても何も問題ありません。
しかし収益が絡むと、それだけでは難しくなってきます。
ここでいう「好きに書く」は収益化をする場合に、「思ったこと」「好きなもの」「買ったもの」などを感性のまま好きに書き出すこと、としておきます。
執筆において意識することは、ある程度の中身の濃さや読みやすさと、最低限のキーワード選びくらいです。
とはいえ中身の濃さは好きなこと書いてると自然に生まれると思うし、その自然に生まれる程度でいいし、読みやすさは適度に改行するとか、キーワードは音楽なら「バラードが好きな理由」とか、簡単なことで大丈夫です。
ブログを好きに書くメリット
ブログを好きに書く良さ、結論から言えば「読者の楽しみやすさ・有益さ」「筆者の書きやすさ」「アクセスの伸びやすさ」なのでしょう。
以下詳細です。
読者が楽しみやすい、共感しやすい
稼ぎを狙っただけの特に情報記事より、好きなように書いた記事の方が、共感される面白い記事になりやすいです。
きっと好きに書くほどその人の感情や考えが出るからなのでしょう。
個人的に記事内に「その人自身」がいるブログって読んでて楽しいんですよね。
共感というか親しみやすさというか、安心感があります。
「これはこう思う」「これが好きでたまらない」はそれだけでも人の心を引き付けるのでしょう。
好きに書くことがそういう「共感性」「面白さ」「親しみやすさ」に繋がり、
収益だけでない、そのブログの「読者にとっての価値」「筆者としての個性」を生むことに繋がるのだと思います。
実際に身近でもネットでも、「ブログには収益性や有益性だけでない、面白さ・共感性が欲しい」意見はたくさん、複数人から聞くものです。
読者の役に立つ
読者にとっての価値は楽しめるだけではありません。
好きに書いてもちゃんと役に立つんです。
というのも例えば商品を探す際、わざわざ人のブログを訪れる理由ってなんでしょうか。
それは「生の体験談」が欲しいからだと思います。
レビューとか、率直な感想を求めることが多いかと思います。
逆に商品スペックとかは、公式サイトや通販サイトで調べることが多い気がします。
また、例えば「ブログ 疲れた」って検索する際、本当にほしいのは「疲れたなら休んでOK!」「疲れたならこうするべき!」なんていう分かり切った情報や、正論くさい情報でしょうか。
実際には同じ境遇の意見や感情で、共感したい場合も多いのではないでしょうか。
好きに書くほど素直な意見や感情が出てくると思います。
それらが読者にとって貴重なものだったりするし、そのリアルさが役に立ったりもするんです。
よく見るブログ論的な客観的情報「これをする方法」「これをするメリット・デメリット」だけが需要ではなく、
主観的感情「実際にこれをしました」「これをした感想」も求められるわけです。
筆者が無理なく書きやすい
筆者目線でいうと、好きなことを好きに書くのは、こう書くべきと思うより断然書きやすいです。
書きやすいことで記事の質だって上がるし、継続もしやすくなります。
「こう書かなきゃ」で書いた記事って、個人的に読み返してもすっごく内容薄っぺらく感じるんですよ…
無理するほど記事の文字数も減っていく印象です。
また、続けやすさも違います。
「自分の宣伝に繋げるため」を目標に書いてた花図鑑ブログなんて、2週間くらいでやめました。
楽しさを感じてないと、どうしてもモチベーションが維持できないようです。
当雑記ブログはまあまあ好きに、思ったままに書いてますが、なんだかんだで1年?2年?続いてるんです。
ブログは継続が命。
何年単位で続けないと、成果が出ないものです。
その中で「書きやすさ」という続けられる要因を作ることは、運営自体においても大事な事なのだと思います。
実はアクセス的に伸びやすい
実は商品レビューや情報まとめ系の記事より、思ったことを自由に書いた記事(特に意見や好きなものを語った系、あと体験談など)の方が断然伸びます。
少なくともうちのブログは…体感的にアクセスの7~8割くらい?そんな記事です。
「冬が好きで夏が苦手」「コーヒー苦手で飲めない」「日記ブログを読みたい」とかそういうの。
思ったことを書いた記事ほど検索におけるライバルが少ない、その割に需要が高い、また比較的自由に書くので中身が濃くなりやすいからだと思います。
言い方を変えればSEO難易度が低い割に、検索ボリュームが多いんです。
最近まで気のせいか?と思ってたのですが、アクセス解析よく見ると本当に違います。
特に商品レビューは伸びないものです。
ブログを好きに書くデメリット
アフィリエイトには繋げにくい
好きなことを好きに書くデメリットは1つ、アフィリエイトに繋げにくいことです。
商品自体のリンクに繋げにくいので、アフィリエイトの収益にしか目的がない場合は不向きです。
逆にアドセンス、自商品の宣伝、投げ銭の設置などには大変相性がいいです。
アフィリエイトなら好きに書く記事と、売る記事とのバランスは取った方がいいかもしれません。
ちなみに:好きに書いてどうやって稼ぐのか
好きに書きつつも、効率よく収益を上げていくには、多少は伸びやすい記事を分析して記事テーマは考えた方がいいかも知れないです。
あとはアフィリエイトの場合は「好きに書く記事」と「収益を上げる記事」のバランスをとるとかでしょう。
好きに書く記事だけだと収益に繋がりにくいし、逆に収益を上げる記事だけだと読者も筆者も楽しめないと思います。
私の場合アフィリエイトをしてないのでそこがどうしても、何とも言えないのですが、アドセンスなら結構好きに書いても記事数があればそれなりにいけます。
その上で「伸びやすい記事テーマ」「伸びにくい記事テーマ」を分析というか、見て分かるようになれば効率も上がることでしょう。
あと記事内容については、個人的にはなりすぎない(家族や周りの人の細かなこととか)、ある程度中身のある記事を書く(簡潔にした上で1000文字前後~が目安)…
ということは、私は意識してます。
最後に
ブログは好きなことを好きに書くべき理由についてでした。
あまり「こうするべき」みたいなブログ論を気にし過ぎると、だんだん何も書けなくなったりもしたので、深く考えすぎないのも結構大事なことだと思います。
また「読者の楽しみやすさ」「筆者の書きやすさ」はブログならぜひ欲しいものです。
最終的には読者が楽しみながら、筆者が楽しみながら、収益が上げられればそれが一番理想ですよね。
よければご参考に。
ご覧いただきありがとうございます。
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コメント一覧 (1/1ページ)
コメントありがとうございます!
同じように考えられてる方は、思ってたより多いようで、ブログに好きな事書いたり、面白さを求める考え方に共感頂けることも多いです。
ブログの書き方に正解はないですが、自分が好きなように書けるのは、仰るようにワクワクする感じもするので好きです。
キーワードを意識した上でも、自分の思うような記事が書けたら一番ですよね!
ありがとうございました。
いろいろなブログ論がありますが、私もこはるおとさんような感じなんですよね。
思ったことを書かないとココロが踊らないというか、ワクワクしないというか。
あとはこの記事にもある通り、最低限のキーワード選定はやらないとダメですけどね(^o^)
こちらこそご無沙汰しております。
あまり伺えず申し訳ないです…
そうだったのですね。
そうしてブログをきっかけに作品作りや交流の幅が広がるのは良さだなと思います。
私もブログからYukoさんの作品を拝見できて、嬉しいです。
これからもお互い、無理なくやっていけたらいいですね。
ありがとうございました。
ご無沙汰してしまいゴメンナサイ。
私がブログを始めたのは、自分の作品を出品する事でした。
誰かに見てもらう事なくずっと家にあるだけでしたもので。
まあ、売れなくとも作品をたくさんの方にご覧頂いて知ってもらう事が出来てブログをしてて良かったと思います。
時々で、コメントできずゴメンナサイ。
いつもためになります。
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