自宅の限られたスペースで花を撮影する難しさ。撮る方法も紹介
どうもこはるおとです。
花の写真素材撮っているのですが…
自宅の限られたスペースで花をうまく撮影するのは本当に難しいな…と思います。
花の密度、広がり感がどうしても表現できないんですよね。
例として花畑ってそういうのがすごいじゃないですか。
あとは背景が中々用意できなくて、余計なところが映り込みがち。(エアコンの室外機とか壁とか…)
今回は自宅で花を撮る難しさと、やってる工夫とか書いていきます。
自宅で花を撮る難しさ
上に書いた通り、自宅はスペースが限られてるので、一面に広がる花畑と違って、花の密度や広がり感が表現しづらいです。
こちらのノースポールの写真は撮りに出かけたもの。
こういうイメージは家だと難しいですね。
こちらは家で撮ったポーチュラカの写真。
先ほどのノースポールよりかなり近くに寄ってますが、これ以上引くと周りの余計なものが映り込みます^^;
花の密度は数株の苗を1箇所にまとめて植えればどうにかなりますが、「広がりを出す」「背景を用意する」のが本当に大変で難しいです。
背景用意しづらさ、そして映り込みは、自宅撮影の一番厄介なところですね。
「うまく撮れた!」と思ってもマンホールが映り込んで「やり直しだ…」ってなったりします。
あとはそもそも良い感じの背景が用意できないです。置いてある花や草を背景にするには範囲が狭くて…
自宅でどうにか花を撮影する工夫
私が家で花を撮るときにしている工夫です。
近くは2倍ズームで撮る
近くの被写体を撮るときは、2倍前後拡大して、カメラ自体を被写体から離してます。
こうすると余計な背景の映り込みを抑えることができます。
実際に比較すると、(比較のためだけに適当に撮ったので色味が暗いのはすみません…)
1倍
2倍
映り込んだ背景の範囲が違うのが分かりますでしょうか。
うちの写真に近くを撮ったものが多いのは、こういう理由があります。
空を背景に撮る
どうしてもスペースがないとか、背景が用意できない花は空を背景にして撮ります。
ハイビスカスの写真がその一例。
それでも周りには電線があったりするので、結局スペースは限られてて、2倍で撮ることが多いです。
それでも撮影が難しい花がある
どう工夫しても、上手く撮りづらい花もあります。
こちらのセンニチコウ。
1つの植木鉢のみで撮ったのですが、撮影にはすごく苦戦しました。
なぜかというと、「横から撮る花だから」。
だいたいの花は上に向かって咲くので、その上から撮ればOKなんです。
特別用意できる背景がなくても、葉や土(地面)、被写体のメインにした以外の花々が背景になってくれるんですよね。
菊がいい例。
一方で横から撮るとそうもいかなくて、何かしら背景になるものが必要になってきます。
これを自宅で用意するのが大変。
花や草といった背景になるものの数、範囲が限られてるんです。
花ばかりを背景にしてると、こんな感じでごちゃついた印象になってしまいますし。
そういう理由でセンニチコウやシクラメンは本当に撮りづらい花だと思いました。
こちらがシクラメンの写真なのですが
ピンクのシクラメンの背景は、赤と白のシクラメン。
被写体と同じ花を背景にすると、違和感出にくいです。
でもほんの数株で撮影したので、角度次第では余計なものが映り込みがちで、何十枚、何百枚と撮ったうち、上手く撮れたのは数枚でした。
家だと用意できる花の数が限られてるのも難しいところですね。
なぜ撮りに行けないのか
自宅撮影が難しいなら外に撮りに行けばいい話なんですけどね。
そもそもうちの周りは花畑がありません。^^;
花の名所は電車で行くレベルには遠いです。
遠出がどうしても苦手なので行けずにいます。
とはいえ一応、近くに植物園のような大きな公園はありますしそこも利用はするですのが、
必ずしも欲しい花が植えられてるとは限らないのと、終わって枯れた花(花がら)を摘めないのが気になります。
撮影するのに枯れてしまった花が映り込んでは印象が残念になりますからね。
なので多くの花は自宅で育てて撮影してるんです。
自宅は自宅でも、広いところで、鉢植えではなく地植えしてたら、撮りやすさが違うのでしょうけどね。
残念ながらうちには地植えできるところがありません。(あるにはあるけど家族の許可がなぁ…)
でも地植えだと頻繁に花を入れ替えるのが大変なのはありますね、かなりの種類撮影してるので。
どちらにせよ、なんにしろ、花の撮影が大変なことに変わりはないようです。
それでも花を撮る続ける理由
私が花の写真素材屋をやってる理由。
そもそも音楽ジャケットを配布してたのから始まって、どうせ配布するなら色々バリエーションほしいなってなって、気づけば花の写真素材屋になりました。
花であることに深い理由はありません;
強いて言うなら音楽ジャケットに使えるような、汎用性の高さでしょうか。(元々は自分自身が音楽ジャケットに使ってたので)
そしてこんなに大変ながらも、1~2年やめずに続けてこられてるのは、こうは言っても楽しいからなんでしょうね。
ガーデニングや花自体に癒されるし、上手く撮れた時の達成感、ご購入頂けたときの喜びは、何にも代えがたいものです。
最後に
自宅での花の撮影について、色々語りました。
昨日なんて丸一日花を撮影して、そして撮影に必要なものも往復徒歩40分歩いて買って、今日には疲れがどっと出てます;
この疲れですら快感なのは、楽しいからでしょう。この疲れが「やったぞ」という実感になるんです。
では。
ご覧いただきありがとうございます。
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