こはるおとの雑記ブログ

音楽・写真素材屋「こはるおとの素材工房」内の雑記ブログです。
思ったこと、お花やガーデニング(園芸)、音楽、ハンドメイド…いろいろ書きます。

使いたいのに使えない…著作権の厳しさに疲れ素材屋になった話

投稿:2022/08/01 カテゴリー:その他・雑記

どうも素材屋こはるおとです。

今回は著作権について。

なぜ世の中、こんなにも著作権に厳しく、言ってしまえばうるさいのでしょうか。

自分・他人の著作物を守るためのものですが、時に不自由に感じることがあります。

そんな使いづらさから「誰かには著作権なんて気にしてほしくない!」と素材屋になった訳ですが、今回は著作権の縛りの話。

素材屋になったきっかけ「著作権の不自由さ」

そもそも素材屋になったのは、素材屋になりたかったからではないんです。

元々普通に音楽を配布していたのですが、
その中で、著作権に悩んできた身として「皆さんにはそんなもの気にせず、自由に使ってほしい」と使用を許可していたのがきっかけです。

それから活動を転々として、結局音楽や写真のみが残りました。
つまり意識せず自然と素材屋になったんです。

「使いたいのに使えない」と悩んできた過去

「著作権に悩んできた」こんな経緯があります。

これは創作を始めた小6くらいのこと。 好きなゲームのキャラクターを描いて、アップロードしたかった…

でも知ったのは著作権の存在。
安易にそんなことできないのかと、それから音楽でもアニメでもゲームでも、自由に使えない不便さを意識するようになりました。

好きなのに、好きな気持ちを誰かと共有したいのに、好意なのに…使いたくても使えない。

それから早10年。時が経つごとにだんだん過敏になっていって、今ではブログとかのレビュー時に商品パッケージ載せるのですら怖くてできないです。

それくらいで問題にこそならない、それは頭ではわかってるのですが、まあ、一種の強迫観念ですね。他人の物を使いたくない、そう思うようになっていきました。

というか商品パッケージに関しては著作物なのかすら疑問なのに…どうやっても恐怖心が拭えないです。

素材屋としてのこだわり

私は音楽・写真を作っていますが、「作曲家」「フォトグラファー」とは言わないし、そういう扱いを受けたくもありません。

素材屋だと胸を張って言いたいです。

なぜならそれらは「私の作品」ではなく「皆さんの素材」だから。
自分の作品を届ける作曲家やフォトグラファーではなく、素材を提供する素材屋なんです。

なるべく自由に、なるべくあなたの物として、使って頂きたい。
そんな思いから「商用利用」はもちろん、
「自分の創作物への商品化」「著作表記は任意(推奨)」「二次公開(配布はNG)」などご自由にして頂けるようにしています。

フリー素材も存在する中で「有料」な理由

無料にできるのならしたいです。
でもすでに購入頂いてるので、今更無料にはできないんですけどね。

有料じゃないと運営的に厳しいのはありますが、その分の価値は提供しているつもりです。

そもそも有料素材に求められるものは「クオリティ」「被りにくい」「ライセンスの自由度」など様々。

私もクオリティは出来る限りこだわっているし、何より「自由」なのを売りにしています。

音楽の「二次創作・販売OK」写真の「グッズ・商品化OK」は有料だからこそできるライセンスではないでしょうか。
ちなみに原作の自作発言さえしなければ、それら商品化しても著作表記は任意です。

最後に

素材としてのこだわり、著作権などについて書いてみました。

他の素材屋さんにも色々思い、こだわりはあると思います。
そんな中ですが…これからも「より自由に」「より良い」素材を提供できるように頑張ります。

ご覧いただきありがとうございます。

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