使いたいのに使えない…著作権の厳しさに疲れ素材屋になった話
どうも素材屋こはるおとです。
今回は著作権について。
なぜ世の中、こんなにも著作権に厳しく、言ってしまえばうるさいのでしょうか。
自分・他人の著作物を守るためのものですが、時に不自由に感じることがあります。
そんな使いづらさから「誰かには著作権なんて気にしてほしくない!」と素材屋になった訳ですが、今回は著作権の縛りの話。
素材屋になったきっかけ「著作権の不自由さ」
そもそも素材屋になったのは、素材屋になりたかったからではないんです。
元々普通に音楽を配布していたのですが、
その中で、著作権に悩んできた身として「皆さんにはそんなもの気にせず、自由に使ってほしい」と使用を許可していたのがきっかけです。
それから活動を転々として、結局音楽や写真のみが残りました。
つまり意識せず自然と素材屋になったんです。
「使いたいのに使えない」と悩んできた過去
「著作権に悩んできた」こんな経緯があります。
これは創作を始めた小6くらいのこと。 好きなゲームのキャラクターを描いて、アップロードしたかった…
でも知ったのは著作権の存在。
安易にそんなことできないのかと、それから音楽でもアニメでもゲームでも、自由に使えない不便さを意識するようになりました。
好きなのに、好きな気持ちを誰かと共有したいのに、好意なのに…使いたくても使えない。
それから早10年。時が経つごとにだんだん過敏になっていって、今ではブログとかのレビュー時に商品パッケージ載せるのですら怖くてできないです。
それくらいで問題にこそならない、それは頭ではわかってるのですが、まあ、一種の強迫観念ですね。他人の物を使いたくない、そう思うようになっていきました。
というか商品パッケージに関しては著作物なのかすら疑問なのに…どうやっても恐怖心が拭えないです。
素材屋としてのこだわり
私は音楽・写真を作っていますが、「作曲家」「フォトグラファー」とは言わないし、そういう扱いを受けたくもありません。
素材屋だと胸を張って言いたいです。
なぜならそれらは「私の作品」ではなく「皆さんの素材」だから。
自分の作品を届ける作曲家やフォトグラファーではなく、素材を提供する素材屋なんです。
なるべく自由に、なるべくあなたの物として、使って頂きたい。
そんな思いから「商用利用」はもちろん、
「自分の創作物への商品化」「著作表記は任意(推奨)」「二次公開(配布はNG)」などご自由にして頂けるようにしています。
フリー素材も存在する中で「有料」な理由
無料にできるのならしたいです。
でもすでに購入頂いてるので、今更無料にはできないんですけどね。
有料じゃないと運営的に厳しいのはありますが、その分の価値は提供しているつもりです。
そもそも有料素材に求められるものは「クオリティ」「被りにくい」「ライセンスの自由度」など様々。
私もクオリティは出来る限りこだわっているし、何より「自由」なのを売りにしています。
音楽の「二次創作・販売OK」写真の「グッズ・商品化OK」は有料だからこそできるライセンスではないでしょうか。
ちなみに原作の自作発言さえしなければ、それら商品化しても著作表記は任意です。
最後に
素材としてのこだわり、著作権などについて書いてみました。
他の素材屋さんにも色々思い、こだわりはあると思います。
そんな中ですが…これからも「より自由に」「より良い」素材を提供できるように頑張ります。
ご覧いただきありがとうございます。
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