こはるおとの音楽スタジオ

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初夏の街の陽炎。
私は都会は苦手です。

歌詞

立ち止まるビルの陰に 少し高い木の下で
輝く新緑の早き夏空に 枯れる皐月眺めて
忙(せわ)しく流れる人の歩が 寂しく感じているから
人ごみほどの孤独とそこにある あの日の面影

何度過ぎても ともに笑った
それは変わらない記憶だから
風鈴の音と 朝顔の影
あの地を繋ぐ駅へ行こう

ああ 五月晴れ この街の陽炎は
失くしたものを 照らすこの日の
胸の揺らぎだろうか

立ち止まるビルの陰に 少し見える鉢には
優しく輝く早き夏の花 ぽつりとビンカ眺めて
忙(せわ)しく流れる人の歩に 気を取られ過ぎていたから
こんなに空は高く青くて それはいつでも同じで

何度も過ぎて ともに過ごした
町は変わりゆくものだけれど
川の流れと 田道の景色
それだけは 夏に似合う

ああ 五月晴れ この街の陽炎は
失くした思い 照らすあの陽の
贈り物だろうか

ああ 梅雨も過ぎ 帰りたくなったら
いつでも帰ろう あの地はきっと
待ってくれてるから

ああ 五月晴れ 今は思い起こす
失くした記憶を照らして
この街の陽炎

曲情報

キー：B
BPM(テンポ)：95
拍子：4/4

クレジット

作詞・作曲・編曲：こはるおと
歌唱：めろう(NEUTRINO)

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