こはるおとの雑記ブログ

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YouTubeで音楽(MV)の再生維持率は目標40%ではない話

投稿:2023/05/13 カテゴリー:その他・雑記

どうもこはるおとです。

YouTubeの「再生維持率の目標(平均)」は多くは40%だと言われています。

しかしこれはエンタメ系動画などが前提の話なのでしょう。

音楽(自作曲のMV)を上げてみて、ジャンルによって大きく変わるのではないかと思いました。

こういう「特定ジャンルにおいての目標」がなかなか検索にヒットしないので、記事にしました。

よければご参考に。

自作曲の再生維持率が低い…それって動画や曲が悪いから?

エンタメ動画などを前提としたYouTuber向けの記事では、「再生維持率の目標は40%、60%あれば理想」と言われます。

この情報を見て、「自作曲の再生維持率が低い…MVが悪いんだ…」と落ち込んでた時期もありました。

しかしそれはおそらく誤解です。

実際には、音楽の再生維持率は低いもの、という結論に至りました。

というのも、有名な既存曲のカバーを上げようと、MVを作れる方に作ってもらおうと、
音楽動画(主にMV)の平均視聴時間はどれも1分、もしくは1分未満だったんです。

さらに分析してみると、「全部視聴する人」と「開始数秒で視聴をやめる人」は分かれます。

曲そのものの知名度が極端に高ければ変わるかも知れませんが、少なくとも「プロモーションに力を入れている段階」の人の音楽は長くは視聴されません。

というか長く視聴する人、しない人が大きく分かれます。

冷静に考えてみれば、自分が視聴する側でも、音楽だけは特別飛ばすことが多い気がします。

プロの曲でも、プロのMVでも、全部視聴することの方が少ないです。

だから自分の音楽の視聴維持率が40%ないからと言って、特に自信をなくす必要はなく、きっと普通のことなんです。

もちろん、特別人を惹きつける何か(変わったことしてるとか珍しい何かとか)がある場合はもっと維持率が上がるかもですが、
それがないからと言ってクオリティが低いわけでもないでしょう。

維持率が上がりやすいMVの特徴

音楽の維持率は低いもの…とはいえ数十秒維持率されるMVと、1分維持されるMVの特徴というか、傾向は感じます。

それは「動画が動くかどうか」。

フリー動画素材を繋げただけでも、MVのメインが「動画」である場合は1分視聴されてました。

一方で、イラストMVなど動きが少ないMVは、数十秒であることが多かったです。

ただ思うのは、維持率がMVの評価に比例してるとは限らず、
維持率が低いから魅力がないとは限らないということです。

確かに動いてた方が、動画サイトに投稿してる以上、見られやすいのは当然なのでしょう。

しかしそれがすべてでも正解でもなく、
例えば落ち着いた曲なら静止画くらいの方が似合うかも知れないし、
激しい曲ならがっつりエフェクトを使ったMVの方が似合うかも知れません。

YouTubeにおいて「視聴回数」「再生維持率」、さらに言えば「高評価」「低評価」は動画が伸びやすくなるための指標ではあります。

しかし本当の評価ではなく、良し悪しの判断材料にするべきではないとも感じます。

本当の評価は「コメント」でしか知ることができないでしょう。
本当に人がどう感じたかなんて、言葉にしてみないと分からないからです。

MVで本当に見るべきこと

YouTubeの維持率を気にするのは、人に見てほしい、伸びてほしいとかからだと思います。

ただ正直、知名度上げるとか、再生数を伸ばすだけならお金があればできます。

YouTubeには広告という手段があるからです。
それは私だったらブログとか写真販売とか、他の収入源を用意すればある程度可能です。

本当に大事なのはMVを作ることで自分は何がしたいのか?どうなってほしいのか?だと思うんです。

MVの役割は「楽曲の世界観を伝える」とか「楽曲の魅力を引き出す」とかです。

確かにプロモーションにも大きな効果があり、それを目指すのもアリですが…

ただ宣伝効果ばかり見て、効果に一喜一憂して…
それがMVの方向性を迷わせてるとかだともったいない気もします。

本当の評価は再生維持率ではなく人の言葉にしかありませんし、改善点も人の言葉でしか知ることができませんから、
「再生維持されそうなもの」よりも「本当に良いと思ったもの」を作る方が、人の心には刺さるのかも知れないです。

本当の評価ならSNSでもいいのでコメントを呼びかけてみれば知ることはできます。

最後に

MVの再生維持率について考えてみました。

1枚絵でも有名なMVってあるように、再生維持されそうな動きのあるMVが全てであり正解という訳ではないです。

自分で作ってると良し悪しの判断はしづらいのもありますが、一度時間を置いたり、冷静になってみて「これだ」と思えればそれが最善なのでしょう。

その上で、付けられる動きは付けてみたり、足りないところを補えばいいんです。

MVを作る目的が「維持率を上げる」ことならフリー素材繋げてでもMVを「動画」にすれば多分解決します…

でも自分にとってそれでいいのか?
それは自分次第なので、維持率という先入観に囚われず自由に作ってみても良いかも知れません。

そんな訳で。
ご覧頂きありがとうございます。

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