全く絵が描けない私がMVイラストを自力で用意した方法【ボカロPV】
どうもこはるおとです。
私は絵が全く描けないんです。
ですがMVはイラストで作りたくて、依頼すると高いし…と悩んでました。
それでふと思いついた方法。
これなら「絵が下手でも、まったく描けなくても」イラストを用意することができます。
今日はその方法を公開。
特にしっとりした曲のMVなので水彩風イラストにしてますが、工夫次第で色々できそう。
絵が描けない人が「自力で」イラストを用意する方法
結論から言うと、「写真や3Dモデルをイラスト風に加工」する方法です。
人が描いた感が少々欠けるのがデメリットですが、独特の味が出るので気に入っています。
自分は加工にPhotoshop使ってますが、写真を絵画風にする「DataChef」という商用可能な無料サイトがありますので、それも手。
クオリティすごく高いです。
今回は全部手動で加工する方向で説明しますが、Photoshop持ってないとか、難しいときはそちらもおすすめです。
イラスト用意の手順
例えばこの画像を用意する場合。
空、フェンス、人物で構成されています。
写真・3Dモデルを用意
3Dモデルは「VRoid」で作成し、ポーズは「VRMお手軽ポーズ」でとってます。
絵は描けなくてもデザインが苦手でも、VRoidならプリセットを組み合わせることで簡単に3Dモデルを作れます。
後ろのフェンスはうちにあったクラフトバンドで作りました。
多分厚紙とか画用紙でもできます。
それを撮影して切り取ってます。
空は普通に写真。
これはこの3枚を合成したのち、「DataChef」の水彩変換や、Photoshopで加工します。
Photoshopで加工
Photoshopはエレメンツです。
文章だけなので実際にいじりながらの方が分かりやすいと思いますが、手順は
1.上記の加工前の画像に「フィルター」→「ぼかし(詳細)」を半径・しきい値最大(100%)でかける。
2.上記のぼかしたレイヤーを複製し、そっちには「フィルター」→「輪郭検出」をかける。
3.輪郭検出したレイヤーに「画質調整」→「モノクロバリエーション」をかける。
4.輪郭検出・モノクロにしたレイヤーの設定を「オーバーレイ」「不透明度50%」にする。
これを一旦1つの画像にまとめて、
より水彩感を出すなら
5.上記のまとめた画像に「レイヤーマスク」をかける。
6.レイヤーマスクを黒で塗りつぶす。
7.塗りつぶしたレイヤーマスクに、白で半透明にした水彩ブラシを適当に走らせる。
8.上記の画像レイヤーの上に、黄土色の水彩テクスチャを「オーバーレイ」「不透明度50%」で重ねる。
水彩テクスチャ(水彩用紙の質感)はペイントツール「SAI」で水彩用紙の塗りつぶしして作りました。
無料の試用期間もあるのでよければ。
これで完成です。
これで作ったMV
こんな感じでMVにしました。
最後に
イラスト自体も素材として配布(販売)したいと思ったけど…
これのために作り続けるのはめちゃくちゃ大変そうなのでやめておきます^^;
ご覧いただきありがとうございます。
追記
うーん、自分の発想力じゃ表現の幅に限界あるわ…^^;
ボカロPVって素直に出来る方に依頼した方がいいのかも…(結局依頼することにした)
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コメント一覧
こんにちは、コメントありがとうございます!
絵が描けなくてもある程度表現できることを発見して、色んなツールもある今だからこそできることだと思いました。
今は色々と便利で助かってます(笑)
そして音楽聴いて下さってありがとうございます!
ご検討頂いてるだけでもとても嬉しいです。
動画作られることがありましたら、よければ見に行きたいです。
いつもありがとうございますm(__)m
こはるおと | 2023/03/17 10:48:40 | 返信 |
こはるおとさん、こんにちは。
このMVすごいです!!
絵が描けなくてもこんなにしっかりしたモノを作れるもんなんですね~。アイディアもすごい。
音楽に写真にハンドメイドに、さらにMVまで作れるなんて、本当に多才ですね。
話は変わりますが、『休日の昼下り』聞きました。
確かにハンドメイド感がありますね!
自分が製作動画とか始める時は、こはるおとさんの音楽にお世話になりたいと思いました。(動画やるかは未定ですが(^-^;)
さんせー | 2023/03/17 10:38:04 | 返信 |
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